系統用蓄電池ビジネスの成功を共に創る。

LOW-VOLTAGE GRID-SCALE BESS

低圧系統用蓄電池とは

電気をためるだけではなく、
電力系統を支える事業用設備です。

家庭用との違いから、市場参加の仕組み、導入前に確認すべき条件まで。初めて検討する方が、誤解なく次の判断へ進めるよう整理します。

※市場参加条件や収益性は、制度・商品区分・契約・運用条件により異なります。

日本国内の敷地に設置された低圧系統用蓄電池設備
TYPICAL SYSTEM 49.9kW / 100kWh 製品・構成により異なります

01

DEFINITION

低圧系統用蓄電池を、
ひとことで言うと

一般送配電事業者の電力系統へ接続し、電気の充放電を通じて需給バランスの調整に貢献する、小規模な事業用蓄電設備です。

「低圧」は系統へ接続する電圧区分、「系統用」は家庭や工場の中だけで使うのではなく、電力ネットワーク側の安定運用に役立てる用途を示します。

低圧リソースは、アグリゲーターが複数の設備をまとめて制御・運用し、市場参加要件に対応するのが基本です。

02

DIFFERENCE

家庭用蓄電池との違い

同じ「蓄電池」でも、目的・接続先・運用主体・収益の考え方が異なります。

家庭用蓄電池と低圧系統用蓄電池の比較
比較項目 家庭用蓄電池 低圧系統用蓄電池
主な目的 自家消費、電気料金対策、停電時の備え 系統の需給調整に貢献し、事業として運用
接続・利用範囲 住宅内の電気設備を中心に利用 一般送配電事業者の系統へ連系
運用主体 住宅所有者・HEMSなど 事業者・アグリゲーター・EMSなど
価値の生み方 買電量の削減、非常用電源 市場・契約に基づく調整力提供
導入前の確認 設置場所、住宅配線、補助金など 系統連系、用地、法令、市場参加、保守体制など

※容量・構成・契約形態は製品や事業スキームにより異なります。

WHY

WHY NOW

なぜ今、系統用蓄電池が必要なのか

太陽光・風力などは天候により出力が変動します。一方、電力系統では発電量と消費量を常に一致させる必要があります。

蓄電池は、必要なときに充電・放電することで、この差を調整する柔軟なリソースです。需給調整市場は2021年に創設され、2024年度から全商品区分で取引が始まりました。また、2026年度から低圧リソース活用と機器個別計測を開始する方針が示されています。

小規模な設備を束ねて活用できる環境が整い始めたことで、これまで使いにくかった土地や分散した設備も、電力インフラを支える選択肢になり得ます。

制度確認:電力需給調整力取引所・経済産業省公表情報(2026年6月20日確認)

03

BUSINESS MECHANISM

収益が生まれる基本の仕組み

低圧1基を単独で直接入札するのではなく、複数設備を束ねて市場へ参加します。

  1. 01

    設備を設置・連系

    用地条件と系統連系可否を確認し、蓄電池・PCS・EMSなどを構成します。

  2. 02

    複数リソースを束ねる

    アグリゲーターが設備を統合制御し、市場参加要件に対応します。

  3. 03

    調整力を提供

    市場・契約の指示に応じて充放電し、待機・発動などの価値を提供します。

  4. 04

    契約に基づき収益化

    市場結果や契約条件に応じて、事業者収益や土地賃料へつながります。

必ず確認したいこと

収益は市場環境・契約条件により変動します。変動要因と確認ポイントは「投資リスク・下振れ要因」ページで詳しく解説しています。 リスクの見方を確認する

まずは資料で詳しく見る
低圧系統用蓄電池、変圧器、引込柱、フェンスなどを含む設備構成

SYS

SYSTEM COMPONENTS

蓄電池だけでは、
事業は動きません

市場参加には、設備・制御・連系・保守を一つのシステムとして設計する必要があります。

  • 01
    蓄電池・PCS電気を蓄え、直流と交流を変換
  • 02
    EMS・通信充放電指令、監視、データ連携
  • 03
    受変電・連系設備変圧器、計量、引込、保護装置
  • 04
    基礎・フェンス・防災安全な設置、離隔、搬入、維持管理
  • 05
    市場運用・保守アグリゲーション、点検、障害対応

04

TWO ROUTES

あなたの立場で、活用方法が変わります

LANDOWNER

01

土地オーナーとして
敷地を貸す

遊休地・駐車場・工場余剰地などが設置候補になるかを確認し、条件が合えば土地賃貸借契約へ進みます。

  • 土地の初期診断から相談
  • 設備投資・運用を事業者側が担う方式を検討
  • 賃料・契約期間・撤去条件を確認
土地活用の条件を見る

INVESTOR / OPERATOR

02

投資家・事業者として
設備を保有・運用する

用地確保、設備調達、資金計画、系統連系、市場運用、保守を一体で設計し、事業として収益化を目指します。

  • 初期投資と運転費用を整理
  • 市場価格変動・劣化・停止リスクを評価
  • 複数案件の展開計画も検討
事業スキームを見る

05

CONDITIONS & RISKS

「置ける」と「事業になる」は別の判断です

設備が物理的に収まっても、系統・法令・収益・契約の条件が整わなければ事業化できません。

用地・搬入

面積、接道、搬入経路、地盤、離隔、周辺環境、浸水リスクを確認します。

系統連系

連系可否、工事負担金、回答条件、工期などを一般送配電事業者との手続きで確認します。

法令・安全

消防、建築、電気、土地利用など、地域と設備構成に応じた確認が必要です。

事業収支

設備費、連系費、保守費、劣化、停止、価格変動を含め、複数シナリオで検討します。

契約条件

責任分担、収益配分、契約期間、中途解約、原状回復、設備撤去まで確認します。

FREE CHECK

候補地・計画の初期確認から

資料が揃っていない段階でも、確認すべき項目を整理できます。

資料請求・相談へ

REVIX JAPAN SUPPORT

設備を売るだけでなく、
事業化までの論点をつなぎます

候補地の確認から、系統連系、設計・施工、アグリゲーション、保守まで。各工程を分断せず、判断材料を整理しながら進めます。

  1. 01初期相談・ヒアリング
  2. 02用地・系統の確認
  3. 03事業スキーム・収支検討
  4. 04契約・設計・施工
  5. 05運用・保守
低圧系統用蓄電池の導入計画を資料とモニターで確認する担当者

FAQ

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

よくある質問

Q 家庭用蓄電池とは何が違いますか?
A

家庭用は自家消費や停電対策が主な目的です。低圧系統用蓄電池は電力系統に接続し、アグリゲーターを介して需給調整市場などの電力市場へ参加する事業用設備です。

Q 低圧の蓄電池1基だけで市場へ参加できますか?
A

原則として、低圧1基を単独で直接入札するのではなく、アグリゲーターが複数のリソースを束ねて市場参加要件を満たします。具体的な参加方法や要件は、商品区分・年度・運用条件により異なります。

Q どの土地でも設置できますか?
A

すべての土地に設置できるわけではありません。接道、搬入経路、離隔、浸水リスク、法令、電力系統への連系可否などを確認し、総合的に判断します。

Q 収益は保証されますか?
A

市場価格、落札状況、稼働条件、契約条件などで変動するため、収益を保証するものではありません。個別の前提を整理したうえで試算を確認することが重要です。

Q まず何を確認すればよいですか?
A

土地活用を検討する方は所在地・面積・接道状況、事業として検討する方は用地条件・予算・希望時期などをご用意ください。初期相談では未確定の項目があっても構いません。

NEXT STEP

自分の土地・計画に当てはめて、
次の判断材料を整理しませんか。

初期相談では、未確定の情報があっても構いません。土地活用と事業運用、それぞれの立場に合わせて確認項目をご案内します。

制度情報の参照先

制度・商品要件は改定される場合があります。実際の事業検討時は、最新の公表資料と個別条件をご確認ください。