LANDOWNER
01土地オーナーとして
敷地を貸す
遊休地・駐車場・工場余剰地などが設置候補になるかを確認し、条件が合えば土地賃貸借契約へ進みます。
- 土地の初期診断から相談
- 設備投資・運用を事業者側が担う方式を検討
- 賃料・契約期間・撤去条件を確認
LOW-VOLTAGE GRID-SCALE BESS
電気をためるだけではなく、
電力系統を支える事業用設備です。
家庭用との違いから、市場参加の仕組み、導入前に確認すべき条件まで。初めて検討する方が、誤解なく次の判断へ進めるよう整理します。
※市場参加条件や収益性は、制度・商品区分・契約・運用条件により異なります。
01
DEFINITION
一般送配電事業者の電力系統へ接続し、電気の充放電を通じて需給バランスの調整に貢献する、小規模な事業用蓄電設備です。
「低圧」は系統へ接続する電圧区分、「系統用」は家庭や工場の中だけで使うのではなく、電力ネットワーク側の安定運用に役立てる用途を示します。
低圧リソースは、アグリゲーターが複数の設備をまとめて制御・運用し、市場参加要件に対応するのが基本です。
02
DIFFERENCE
同じ「蓄電池」でも、目的・接続先・運用主体・収益の考え方が異なります。
| 比較項目 | 家庭用蓄電池 | 低圧系統用蓄電池 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 自家消費、電気料金対策、停電時の備え | 系統の需給調整に貢献し、事業として運用 |
| 接続・利用範囲 | 住宅内の電気設備を中心に利用 | 一般送配電事業者の系統へ連系 |
| 運用主体 | 住宅所有者・HEMSなど | 事業者・アグリゲーター・EMSなど |
| 価値の生み方 | 買電量の削減、非常用電源 | 市場・契約に基づく調整力提供 |
| 導入前の確認 | 設置場所、住宅配線、補助金など | 系統連系、用地、法令、市場参加、保守体制など |
※容量・構成・契約形態は製品や事業スキームにより異なります。
WHY
WHY NOW
太陽光・風力などは天候により出力が変動します。一方、電力系統では発電量と消費量を常に一致させる必要があります。
蓄電池は、必要なときに充電・放電することで、この差を調整する柔軟なリソースです。需給調整市場は2021年に創設され、2024年度から全商品区分で取引が始まりました。また、2026年度から低圧リソース活用と機器個別計測を開始する方針が示されています。
小規模な設備を束ねて活用できる環境が整い始めたことで、これまで使いにくかった土地や分散した設備も、電力インフラを支える選択肢になり得ます。
制度確認:電力需給調整力取引所・経済産業省公表情報(2026年6月20日確認)
03
BUSINESS MECHANISM
低圧1基を単独で直接入札するのではなく、複数設備を束ねて市場へ参加します。
用地条件と系統連系可否を確認し、蓄電池・PCS・EMSなどを構成します。
アグリゲーターが設備を統合制御し、市場参加要件に対応します。
市場・契約の指示に応じて充放電し、待機・発動などの価値を提供します。
市場結果や契約条件に応じて、事業者収益や土地賃料へつながります。
系統を安定させる「調整できる能力」を提供し、対価を得る市場。
仕組みを詳しく見る 中長期容量市場将来の「供給できる能力」を確保し、対価を得る仕組み。
仕組みを詳しく見る 翌日・当日卸電力市場時間帯ごとの価格差を、充放電で収益機会に変える市場。
仕組みを詳しく見る束ねた設備が参加する「3つの電力市場」とはそれぞれの価値・時間軸・確認点は、専門ページで詳しく解説しています
電力市場の解説を見る →収益は市場環境・契約条件により変動します。変動要因と確認ポイントは「投資リスク・下振れ要因」ページで詳しく解説しています。 リスクの見方を確認する
まずは資料で詳しく見る
SYS
SYSTEM COMPONENTS
市場参加には、設備・制御・連系・保守を一つのシステムとして設計する必要があります。
04
TWO ROUTES
LANDOWNER
01遊休地・駐車場・工場余剰地などが設置候補になるかを確認し、条件が合えば土地賃貸借契約へ進みます。
INVESTOR / OPERATOR
02用地確保、設備調達、資金計画、系統連系、市場運用、保守を一体で設計し、事業として収益化を目指します。
05
CONDITIONS & RISKS
設備が物理的に収まっても、系統・法令・収益・契約の条件が整わなければ事業化できません。
面積、接道、搬入経路、地盤、離隔、周辺環境、浸水リスクを確認します。
連系可否、工事負担金、回答条件、工期などを一般送配電事業者との手続きで確認します。
消防、建築、電気、土地利用など、地域と設備構成に応じた確認が必要です。
設備費、連系費、保守費、劣化、停止、価格変動を含め、複数シナリオで検討します。
責任分担、収益配分、契約期間、中途解約、原状回復、設備撤去まで確認します。
FREE CHECK
資料が揃っていない段階でも、確認すべき項目を整理できます。
REVIX JAPAN SUPPORT
候補地の確認から、系統連系、設計・施工、アグリゲーション、保守まで。各工程を分断せず、判断材料を整理しながら進めます。
FAQ
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
家庭用は自家消費や停電対策が主な目的です。低圧系統用蓄電池は電力系統に接続し、アグリゲーターを介して需給調整市場などの電力市場へ参加する事業用設備です。
原則として、低圧1基を単独で直接入札するのではなく、アグリゲーターが複数のリソースを束ねて市場参加要件を満たします。具体的な参加方法や要件は、商品区分・年度・運用条件により異なります。
すべての土地に設置できるわけではありません。接道、搬入経路、離隔、浸水リスク、法令、電力系統への連系可否などを確認し、総合的に判断します。
市場価格、落札状況、稼働条件、契約条件などで変動するため、収益を保証するものではありません。個別の前提を整理したうえで試算を確認することが重要です。
土地活用を検討する方は所在地・面積・接道状況、事業として検討する方は用地条件・予算・希望時期などをご用意ください。初期相談では未確定の項目があっても構いません。
NEXT STEP
初期相談では、未確定の情報があっても構いません。土地活用と事業運用、それぞれの立場に合わせて確認項目をご案内します。
制度・商品要件は改定される場合があります。実際の事業検討時は、最新の公表資料と個別条件をご確認ください。